心臓疾患
掲載日:2018.01.17
東京都
感染性心内膜炎、僧帽弁逸脱症
50代 男性 初診日に弁置換
障害種別 | 循環器疾患の障害 |
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病名 | 感染性心内膜炎、僧帽弁逸脱症 |
認定結果 | 障害厚生年金3級 |
都道府県 | 東京都 |
その他 | 弁置換,遡及請求,就労中, |
起床時、胸の違和感と呼吸困難を感じ、総合病院内科を受診した。
レントゲン、血液検査、心エコー検査等を受けた結果、感染性心内膜炎、僧帽弁逸脱症と診断され専門病院へ搬送された。搬送後、急性心不全と診断され同日緊急弁置換術を受ける。
術後は良好で、日常生活には支障がなく通常の就労も可能と診断されている。
坂田の意見・感想
初診日と弁置換日が同日となった事例です。
心疾患は、初診日と弁置換やペースメーカー装着による障害認定日が数日程度しか離れていないケースが多くあります。この場合、初診日と障害認定日が明確なので、遡及請求しやすい傾向にあります。
この事例もそれに当てはまり、弁置換から2年半が経過していましたが、遡及して請求することで受給漏れとなる期間が発生しないこととなりました。
心疾患における障害厚生年金3級は「労働が制限を受けるか、又は労働に制限を加えることを必要とする程度」とありますが、これは実際に制限を受けているか、ということとは必ずしも直結しません。人工弁やペースメーカー装着により3級該当となります。
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