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障害年金入門

どうしても初診日の記録、診療録が見つからない!

掲載日:2014年01月10日

障害年金請求において、初診日というのは原則として特定しなければなりません。
初診日のページに記載した通り、障害年金において初診日というのはとても大切です。
わからないから何も資料を付けずに出す、添付できない理由書だけを出す、
というのは避けなければなりません。

受診記録の確認で最も役立つのはご存じの通り、
医師が作成し医療機関が保存している診療録です。
大きな病院はもちろん、小さなクリニックでも最近は電子カルテ化されており、便利です。
紙ベースでの保管となるとかさばりますので、物理的に限界が来てしまいます。

そうすると、仮に初診となった病院へ10年も行っていなければ
既に当時の診療録が残っていない事も充分考えられます。
診療録の法定保存期間は最後の記入から「5年」であるためです。

診療録が電子化されることで、こうしたリスクは減っていくものと思われます。
何十年前の記録でも処分する必要がなくなるためです。
しかし既に失われてしまったものは戻すことはできません。

障害年金では記録がない場合、多くは請求者に不利に扱われてしまいます。
これを不利益を受けない形、最小限にする形で請求をしていかなければなりません。

特に納付要件が絡む場合などは、
生涯、年金を受給できるかどうかを受給可否を分ける請求になることもあります。
そういった際はなんとしても初診を証明していかなければなりません。

認められる可能性のある証拠

これは一概に言えませんが、最終的に再審査請求までいったとして、
社会保険審査会が信用するに足る、と判断できれば、認定される可能性はあります。

過去に当事務所が提出して認められた資料を一部ご紹介すると、
「薬の入っていた袋」「レントゲン写真に入った日付」
「糖尿病手帳」「家計簿」「パスポートの日付印」などを活用して、
初診の証明を受けて認められています。

しかしこれらはケースバイケースですので、一概には言えません。

また、最近では第三者証明と言って、
初診の記録が取れない中で認定を行う仕組みも整ってきました。

診療録が見つからない場合の証明は簡単にはいきません。
「添付できない理由書」の提出だけで受給できると考えていらっしゃったら、それは誤りです。
ご自身で無理に請求して不支給となる前に障害年金専門の社労士へご相談ください。



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特定社会保険労務士:坂田 新悟
多くの方にこのHPを見て頂いて、障害年金を請求する機会、知る機会が増えればいいと思います。

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