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【2018年2月版】障害年金を遡及請求する時の注意点。

障害年金における遡及請求とは?

障害年金の遡及請求(障害認定日請求)については別ページで解説していますので、そちらをご覧ください。

遡及請求(障害認定日請求)というのは、私たちが常日頃から行っているもので目を見張るほどめずらしい請求方法ではありません。このサイトの中でも事例を見ていただくと非常に多くあることがお分かりになると思います。これには理由があって、障害年金は障害認定日を過ぎると請求可能となりますが、そこでぴったり行える人が元々少ないからです。

遡及請求については、ネット上で様々な情報があるかと思います。実際に請求された方の体験談、噂で聞いた話、医師の意見などです。当サイトの情報もその一つになりますが、私が社会保険労務士として代理請求をしていく中で感じていること、また障害年金は変化をしていくものですから、その最新の情勢を踏まえて書いていきたいと思います。

遡及請求は難しくなったのか?ほとんど通らないのか。

障害年金を請求するからには受給したい、と思うのが人の常です。しばしば受給が難しくなったと耳にすることがありますが、遡及請求がほとんど通らなくなった、ということはないと考えています。

私たち社会保険労務士は今でも日常的に遡及請求を行っていますし、過去は認められたレベルなのに通らなかったなら、審査請求を選択します。審査請求再審査請求は増加傾向にありましたが、平成28年度はやや減少に転じました。こうしたことを考えてもほとんど通らなくなった、とまでいうのは明らかに言い過ぎです。

また、精神について語られることが特に多いですが、精神の障害認定にあたっては等級判定のガイドラインが始まりました。しかしこれは障害認定基準を厳格に運用するのが目的であって、基準自体はここ数年で大きく変わってはいません。確かに一時期、障害者雇用などで就労している方の不支給や支給停止が非常に増えた、という問題がありました。

むしろ私はガイドラインの運用開始で、この問題についても若干緩和されたように感じています。あわせて平成29年4月より中央一括裁定(地方の事務センターで行っていた障害基礎年金の認定事務を東京で行うこととなった)により、全国の認定格差もなくなったと考えています。

事後重症請求との兼ね合い

ただし新たな問題も生じています。
たとえば遡及請求をしていて、障害認定日時点では軽かった障害(たとえば3級相当)が、現在はより重く(たとえば2級相当)になっている場合です。

こうした際、障害認定日からは3級の受給権を認め、請求日からは2級に増額改定されるという認定を想定します。現在ももちろんこうした認定はあります。もし請求日から2級に改定されなかった場合、以前は審査請求の請求日後の等級を争うことができました。

しかしこの審査請求について現在は認められていません。今の取扱いでは、上記のケースで「遡及3級事後3級」となって審査請求・再審査請求をしても却下されてしまうのです。

この理由は社会保険審査会が決定した裁決にあります。社会保険審査会は遡及請求分の請求を主位的請求、事後重症分の請求を予備的請求と呼び、ある時から、主位的請求が成就した場合には事後重症請求については処分がなかったものとみなす、という立場を取るようになりました。

この場合、審査請求・再審査請求については処分がないため審査請求で争うことができない、という考え方です。これについては請求時に増額改定を見越して、額改定請求を行っておく必要があります。これを行っておけば額改定請求に対して処分が行われますから、もし等級が改定されなかった場合に審査請求で争うことができることになります。

しかし、ここまで来ると専門的と言ってよい内容ですし、年金事務所でも一般的に案内される内容ということはできません。これを一般の請求者にまで求めるのはあまりに酷です。こうした決定があるのは事実で、実際に自身で請求して改定されないまま泣き寝入りとなる請求者が多くいます。障害年金請求を単なる書類集めと思い自身で行って、思わぬ不利益を受けた形です。

このように、遡及請求一つ取っても、刻一刻と法解釈が変容していきます。今まで通用してきたものが、ある日突然通用しなくなる。これが障害年金の本当の怖い部分なのです。

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